Lemurian Angel

ワークショップレポート

前世療法セラピスト養成講座

四大天使からもらった、 セラピストを守るための “魔法の道具”

実践に入る前にまず最初に行う「四大天使のアチューメント」では、四大天使とつながり、それぞれの大天使からセラピストがより安全にスムーズにセッションを行うためのツールを受け取ります。(ここには先生がしてくださった解説に加えて、私が使ってみて感じたことを書いておきます。)

大天使ミカエル

真実の剣】セラピストとクライアントの間で真実だけを映し出す “鏡” の役割をしてくれます。 セッション中に、エゴによる判断を下したり迷いが生じたりといった不安要素を払拭してくれるので、常にニュートラルな意識を保つことができます。

光輪】 “ハイヤーセルフコンタクト” をサポートするので、常にクライアントのハイヤーセルフとつながり導かれながらセッションを行うことができます。さらに第7チャクラが開き、高次元とのコミュニケーションがスムーズになってきます。

大天使ラファエル

天使の羽】癒しの象徴である天使の羽。セラピーの中で過去世や幼児期などの痛みに癒しをもたらしてくれること以外にも、この背中の羽の存在がライトワーカーとしての使命や目的をいつも強く意識させてくれます。

大天使ガブリエル

光の玉】光の玉は2つあります。一つ目の光の玉はハートの中へ。クライアントの感情や痛みと共振することを防ぎ、ネガティブなエネルギーからセラピストの中心を守ります。もう一つはクライアントからネガティブな感情が出てきた時に手の平から出すと、それを包んで天に返してくれます。

大天使ウリエル

光のオーラ】これをもらった瞬間、直観的に “マントをはおった” と思いました。ハートの中心の光を広げていくと、一瞬にして濃密でクリアな光のオーラを引き寄せ、セッション中に浮上してくるネガティブな波動から保護してくれます。

エネルギー的なサポートで セッションがより深く意味のあるものに

セッションの前には、四大天使や光の存在たちを降ろして神聖な光の領域を作ります。それだけでも十分なサポートが得られますが、天使から受け取ったこれらのツールは、光の中で最善のセッションが行えるようにさらに手厚いサポートをしてくれます。そして四大天使は、セラピストがゆるぎない自信を持ってセッションができるように、どんな時もすぐそばで見守ってくれます。

また、クライアントにとっての大天使やハイヤーセルフは、過去への旅を安全に行うために寄り添い支えてくれる心強い存在です。孤独やトラウマ、自分のためにならない信念、過去に交わした契約など直面した様々な問題や状況を、愛と光で癒す手伝いをしてくれます。

私にとっては、エネルギーワークの懐の深さやクリエイティブな側面を改めて知ることになったのですが、とても斬新だと思ったのが、光の神殿の中で天使とつながり、レイキのテクニックを応用してエネルギー的なサポートを施すことで、今癒すべき過去へと、とてもスムーズにタイムラインを超えていけるということです。

ここがこのセラピーの要の部分であり、エネルギーワークを融合させることでセッションをより深く意味のあるものにしていく “Y&Y” 独自の手法です。セラピストとクライアントの間に生まれる霊的なレベルでの “一体感” も、私にとっては前世療法の可能性を飛躍的に広げてくれるものでした。

原初の分離によって生じた痛みを癒し、 再び自己の完全性とつながる

受講中は、前世療法のテクニックを学びながら自己の癒しも同時進行で体験していくことになります。毎回違ったテーマで行われる瞑想やアチューメント、シェアリングの時間は、内なる神聖さとつながり取り組むべき課題や人生のテーマなどを深く見つめ直す時間でもありました。

瞑想中の出来事でとても印象的だったのは、大天使ミカエルが降りてきた時でした。私の目の前にある真実の剣には、心の奥深くでずっとフタをしてきた恐れや弱さといった、非常に複雑で目をそらしたくなるようなものばかりが映し出されていました。

しばらく向き合っていると、そこに映っているものはすべて本当は存在しないもので、私自身が創り出した幻に過ぎないということに気が付きました。すると今度は自分の顔が映し出されて、「あなたは誰で、どこから来たのか」という声が聞こえました。

その時はわかりませんでしたが、「根源への回帰」のセッションを体験した時に、私たちの魂が地球に転生してくる前、神の光の元から分離した時に生じた一番最初の痛みが、今の自分が創り出している “恐れ” の核心となってることがわかりました。大天使ミカエルはその核心の部分を癒し、「再び自己の完全性とつながる」ことを最大のテーマとして示していたのです。

本当の自分を見えなくしている壁を壊し、 今という瞬間をより良く生きる

実際にセッションを受けた中で、今の自分に劇的に影響を与えたものがいくつかありました。そのうちの一つ、私が癒したいテーマとして挙げたのは、「書くことで自分を表現することを阻んでいる原因を癒したい、そしてポジティブに生きていた過去世の能力を今生に持ち帰りたい」ということでした。

見えてきたのはヨーロッパで文筆家をしていた過去世でした。とても孤独で、自分の表現したいことだけに生活のすべてを捧げ一生を終えるという、絵に描いたようなアーティスト的な生き方をしていました。 まさに死ぬという瞬間になってはじめて、私の死を悼みかけつけてくれた人の多さに驚き、自分の仕事が多くの人に影響を与えていたことを知りました。そして周りを顧みずわがままに生きてきた自分を恥じました。

私が仕事に集中できるようにすべてを捧げてくれた二人の世話役に対しても、彼らの人生を台無しにしてしまったという罪悪感でいっぱいでした。セッションの中で私はその二人と話をしました。すると二人とも、「自分の役割を果たせてとても幸せだった」と言ってくれました。その言葉でようやく凍りついた感情が癒され、罪の意識を手放すことができたのです。そして、その時に交わした「生涯好きなことを仕事にして生きることはしない」という、今の自分を苦しめていた誓いを解除しました。

そのセッションでは、引き続きポジティブな過去世へと進みました。すると森のような緑に囲まれた場所で、木や石に天界から受け取ったメッセージを、象形文字のようなもので無心に記している自分の姿がありました。そこはすべてが調和的で、誰もが大いなる生命の輪の一部として創造的に生きていました。私はその頃のしなやかな感性や精神性を、今の自分へとしっかりと統合していきました。それは永遠に無限の生命の源泉とつながっているような、とても素晴らしい時間でした。

自らの完全性へとつながることは、内側に眠っていた無限の可能性の存在に気づくことです。とても不思議なのですが、今は書くことで自分を表現することへの恐れや抵抗がまったくありません。心の安らぎを妨げていた見えない壁が姿を消すと、日に日に集中力が増しインスピレーションが湧いてくるようになったのです。

過去のカルマを 「学び」に変えることで起こるミラクル!

私自身はこのクラスに参加することが決まった時に、すべてのブロックをクリアにして前進したいと心から思いました。そのせいか、思ったよりも激しい浄化を伴いながら進んでいきました。

もう通えなくなるのではないか・・・と気持ちが折れかけたこともありました。しかし、あまりにもダメージがきつく地を這うようにしてたどり着いたある日、着いた時にはどうやってたどり着いたのかもわからないほどの混乱状態だったのに、その日のワークが終わった頃には、すべての不調が嘘のように完全に消えてなくなっていたのです。 終了後も自分の身に起こった癒しに驚きを隠せませんでした。

今の私には、奇跡が起きることをリアリティーを持って体験する必要があったのかもしれません。すべての過去のカルマも、愛を持って受け入れ学びとして受け取ると、普通では考えられないようなミラクルが起こり得るということを!

少し時間がたった今、自分では気づかないうちに現実が大きく変わりつつある(ポジティブに現実を変えていく原動力が生まれている)ということに気づき始めています。意識の進化が促されたことや、未来への確かな導きが得られたこと、周りの人との関係性にポジティブな変化が起こったこと、体の痛みや苦手意識が軽減されたこと・・・そんな確かな “手応え” を感じられるという意味では、このワークはとてもパワフルで即効性があるといっていいのではないかと思います。

そして何より自分という限定された枠を飛び出して、新しいヴィジョンで物事をとらえ現実化していく力を与えてくれました。 “今” という瞬間を、何者にもとらわれずに自由に生きるために!

谷口理恵

※前世療法セラピスト養成講座は現在開催しておりません。