Lemurian Angel

ワークショップレポート

ヒーラー養成コース

ヒーラー養成コース(初級)

レイキセミナーからステップアップして、ヒーラーにとっての必要な知識とテクニックを学ぶコースです。このコースでは、より広い視野を持ちレイキヒーリングの幅を広げていくとともに、自らの個性や方向性を見つけることができます。

みんな毎回楽しみにしていたのが、エネルギーアップのためのアチューメントでした。瞑想をしながらサナトクマラや大天使ラファエルなど高次の存在とつながります。私が参加した中では、マヤにゆかりの深い人達が集まっていたということもあり、予定外にもマヤの太陽のエネルギーがやってきたといううれしいハプニングもありました。アチューメント中に必要なメッセージが降りてくることがあるので、授業の内容もマニュアルなどはなくメンバーによってフレキシブルなようです。

授業以外の課題としてヒーリング5セッションとレポートの提出、そしてその回ごとの課題が出ます。この課題をしていく中で、私にとってはとても大きな変容がおこりました。とても個人的な体験かもしれませんが、レイキを続けていくにあたって心のどこか片隅に、自分が癒されていないのに人を癒すことなんてできないのではないか、という思いがいつもついて回っていました。 しかし多くのセッションをこなしていく中で、「まだまだ完全でない自分も今受け入れることからはじめよう。自分を癒すことも人を癒すことも同時進行でいいのだ。」ということに気付くことができました。

そして1回目の時に、先生がハイヤーセルフからのメッセージとしておっしゃった言葉が今でも心の支えになっています。それは、「他人と比べないこと、自己の特性を伸ばすこと」でした。このメッセージがあったからこそ、自分にできないことも他の人に比べて劣っていると思い込んだりせず、前に進むことができたと思います。 ヒーラーにも個性があり得意な分野を伸ばしていけばいい、果たして自分はどういうタイプのヒーラーなのだろうか・・・。そんな風に内側を深く見つめていくきっかけとなりました。

4ヶ月間の学びや経験を経て、自分の内側の神聖な部分とつながり、宇宙や自然界と一体となりながらヒーリングしている、という実感が強く芽生えてきました。そして日々の生活の中でも「宇宙との親密なつながり」を感じられるようになりました。それは魂の成長や進化という部分に深くつながっていると思います。

ヒーラー養成コース(中級)

中級コースはレイキをベースにしながらさらに新しいチャネルを開き、「あらゆる宇宙の叡智を使いこなす能力を身につける」ことを目指すコースです。「ヒーラーとしての質を上げていく(器を広げていく)ためには多方面に取り組み、自分の開いている場所を見つけて伸ばしていくことが必要。テーブルクロスの一カ所をつまみ上げると他の場所も持ち上がるように、一つ伸ばすとすべてが底上げされる」ということを、最初に先生はおっしゃいました。

全8回の講座の中では、ヒーリングをさらに発展させていくために様々なエネルギーを扱っていきます。水や火、風、雲などの自然界、クリスタルなどの鉱物界、植物界、天使界など、幅広く様々なエネルギーに触れていくにつれ、自分はどことつながりやすいのか、得意分野や個性がより明確になってきます。

基本的にはホームページに公開されているテーマに沿って進みますが(初級コースと同じく毎回とても楽しみなアチューメントや瞑想もあります)、10セッションのヒーリングとは別に出される “次回への土台作り” となる課題を各自が持ち帰って取り組み、そこでの学びや成果を次回へとつなげていく、という一連の流れのもとに進んでいたように思います。

第1回目の授業では真名井神社を訪れたのですが、私にとってこの旅は新たなステージへの内なる誓いであり、多次元への扉を開くための聖なるイニシエーションでした。真名井では自然界のエネルギーと一つになった時に “心の声に従って間違いないよ” と太鼓判を押してもらったような気がして、“なんとなく” 思い描いていた未来が “確かなもの” へと変わっていきました。

この日を境に、自然と “起こることすべてを受け入れていく決意” と “自ら進んで変化していこうというポジティブな気持ち” が内側から芽生えてきたのです。それからは新しいチャレンジが待ち受けていたり、取り組むべき課題が浮上したり、意図せぬところで突然大きな変化が起こったりと、目の前の出来事を受け入れて進んでいくことは決して楽なものではなかったのですが、すべては神聖な意思に導かれているという確信があったので、この大いなる流れに身を任せることにしました。

また、新しいチャネルが開かれていくと、日に日にサポートの存在が増えていることを意識するようになり、特に天使やマスターたちが様々な新しい出会いや出来事を、完璧なタイミングでコーディネートしてくれていることに気がつきました。頻繁にメッセージを受け取るようになり、自分のエネルギー的な変化にもより敏感になりました。 ヒーラーとしての引き出しを増やしていくという面でも、エネルギーワークにこだわらず、自分の成長や癒しに必要なワークは取り入れるように自然と導かれていきました。

ヒーリングについては、オーラの変化やエネルギーがシフトしていく感覚など、それを見て感じ取るセンサーは人それぞれ違うものなので、ひたすらセッションをこなすことで自分だけの感覚を見い出し、その部分を磨いていきました。新しいテクニックを学び、ヒーリング自体もテクニカルに向上していくのですが、毎月の課題だけでも合計すると80ものセッションをこなすことになるので、より実践的な力が身につき、あらゆる場面で応用が利くようになります。ヒーラーとしての感性を育てるためにはいろんな知識を増やすことも大切ですが、私自身は現場での経験に勝るものはないと思いました。

この講座では、内側で目覚めを待っていた能力が開花されていく一方で、真の自己に触れることで大きな癒しが起こります。私の場合は、コースが終盤に向かうにつれその傾向が強くなっていきました。その結果、自分自身が深く癒されていくにつれ、クライアントからエネルギーレベルで情報を得られるようになり、おのずとヒーリングの結果にもつながっていきました。 セッションやカウンセリングでの対応にも幅が生まれてきました。 さらに、直観力が高まり、あらゆる宇宙の叡智と共振するようになると、思考を超えた “ひらめき” や内なるヴィジョンを敏感にキャッチできるようになり、受け取ったものを目に見えるかたちで現実化していく力が養われていきました。

スピリチャルな成長は、イコール現実を豊かに向上していく力として発揮されるのです。ヒーラーとしてのスキルアップに取り組むだけでなく、不要なものを手放し “今ここ” を生きる自分に焦点を合わせて、人生そのものをより豊かで希望に満ちたものに変えていけたことで、自立した一人の人間としての自分にも深みが増したと思います。そのことが今の私の何より大きな喜びです。

ヒーラー養成コース(上級)

これまでは、「その時に必要なエネルギーを中継できる純粋なチャネルになる」ことを目指してきましたが、上級では独立したプロとして歩んでいくための心構えも踏まえた、より実践的な内容が充実しています。さらに新しいテクニックを取り入れますが、今まで培ってきた能力をさらに進化させて使いこなす「応用力」と「個性」を伸ばしていくということがテーマだったと感じています。私自身は教えてもらうというスタンスで参加していた「初級」「中級」と比べると、気持ちがかなりシフトチェンジしていて、いい意味で緊張感を持ちながら参加することができました。

私が参加した回は上級が2クラスあり、それぞれ内容も違ったようですが、エーテルコードを抜く方法や、クライアントとコミュニケーションを取りながらセッションを進めていくソウルリーディング、前世療法を応用した過去世ヒーリングなど、セッションにさらに深みと奥行きを加えてくれる新しいテクニックの数々を学びました。また、事前に行うカウンセリングの意義について自分の中で疑問に思っていたことがあったのですが、実習を通してヒーラーの情報収集ではなくクライアントの現状に寄り添い、これからのテーマを本人に確認してもらうことで効果を上げていくためのものなのだということがわかり、ヒーリング前に行う必要性についても今さらながら腑に落ちるものがありました。コース終盤にはヒーリングという枠にとどまらず、さらに大きな視野でエネルギーを動かしていく神聖な光の担い手として、大天使と一つになり導かれながらアチューメントも行えるようになりました。

ほかにもハイヤーセルフとのつながりがさらに密接になり、クライアントのハイヤーセルフともよりコンタクトが取りやすくなりました。セッション中はとにかく無心でチャネルになることに集中していたのですが、気がつけばいつの間にかチューナーを合わせるようにクライアントから正確な情報を感じ取れる幅が広がっていることに気がつきました。今では日常生活のどんな場面においてもハイヤーセルフとの一体感を感じ、すべてを意識的にしているという実感があります。 ベストなタイミングで起こる魔法のような出来事も特別なことでなく、「なると思えばなる」というように、疑うことなくビジョンを描くことで当たり前のように日常化するようになりました。

中級がとても長く感じたのに対して、上級はとても早かったです。最後の瞑想の時間にハイヤーセルフからのメッセージとして受け取ったのは、「3次元を生きる人としての成長なくして、スピリチャルな成長はない」という言葉でした。初級をスタートした頃から自分が大きく変わったなと思うのは、ヒーリングやサイキックな能力をただ高めたいというような願望はもうそこにはなく、より豊かに現実を生きていくために取り組むことが必要だったと今は思えるということです。高次元からのサポートがどんどん増えていくけれど、それだけではポジティブに現実を変えてくことはできず、結局のところ自分で行動を起こしていかなければならないのです。このメッセージを受け取り、とても当たり前のようなことではあるのですが、今一度原点を振り返ることができてよかったと思います。

コースが終わってからも課題はまだまだ山積みですが、ヒーラーとしての自分の役割や自分にできることは何なのかが日に日に明確になってきています。 無限大の可能性を目の当たりにして自分を過小評価してしまってひるむこともたまにはありますが、圧倒的な光で道を照らしてくれる天使たちの導きのもと、恐れを手放し、どんなチャレンジがやってきてもそれを受け入れてステップアップしていけるブレない芯の強さを身につけられたと思います。レイキと出会い、私の人生は180度変わりました。 今はレイキという枠を超えた光の担い手として、あらゆる宇宙の叡智を地上で生かしていくことが今後の自分の役割だと思っています。

最後にここまで導いてくれた大天使ミカエル、そしてどんな時もジャッジせずみんなを温かく受け入れてくださったゆう子先生に感謝の気持ちを込めて。

谷口理恵

※ヒーラー養成コースは現在開催しておりません。