Lemurian Angel

ワークショップレポート

エンジェルメッセージ


エンジェルホール」は鞍馬山からのエネルギーがダイレクトに流れ込んでくるので、ベッドに横になるだけですでにセッションが始まっているようでした。 アロマの香りとクリスタルボウルの響きに包まれてセッションがスタートすると、すぐに私の目の前にネイティブアメリカンの青年の姿が現れ、これは自分だと直観で思いました。 そして私のソウルグループの天使が降りてくると、ハートと太陽神経叢のあたりに彼らから直接送られてくる鮮やかな光の柱が立ちました。

私の右側にはとても大きな羽があり、驚くほどリアルに肉体に触れていました。 自分のものなのか天使のものなのかわからないけれど、とにかく右側にしか存在を感じないのです。 そのあとは大きなエネルギーに包まれ身体が浮いているような感じがして、肉体の感覚がなくなりました。 私の意識は深く深く、曇りのないクリスタルのようなスピリットの世界と一つになり、静寂の中で自分の内側にある宇宙の存在を感じていました。

私は「虹の天使」というグループの一員で、いつも虹がかかった滝のようなところで遊んでいたのですが、不意に起こった事故で左の翼を失ってしまったそうです。 彼らはとにかく私の失った翼のことを心配しているようでした。 その翼をずっと修復したかったけれど、私が心を閉ざし続けていたので近づくことができなかったそうです。 そして、「左側の肩甲骨の内側にその時の痛みが残っているはずだと言っています」というメッセージには驚きました。 この場所の痛みは私が何年も前から持ち続けていたものだったからです。

翼を失った私は天使界を去り地球に転生したそうです。 「最初の転生がネイティブアメリカンの酋長の娘で、頭にカラフルなバンダナを巻いて・・・」と先生を通して伝えられるその姿は、私が最初に見た青年の姿とまさに一致するものでした。 その時につけられた名前が「虹の子」だったそうです。

そして私が虹の天使だった頃にパートナーシップを結んでいた天使がいて、その「彼」はもうすぐ私の前に現れると言いました。 私を元いた場所へ連れて帰るためには、彼が地上へ来て左の翼を修復しなければならないそうです。 しかし地球へ転生することはそれなりに時間も必要であり、神との約束があるのでたやすいことではないそうです。 (彼は私が今生で他の誰かとパートナーシップを結ばないようにずっと邪魔をし続けていたらしいのです。 そのおかげでもういい年なのですが!)

私は以前から「虹の天使」とか「風の中に虹を織るもの」という名前になぜか深いつながりを感じていて、もしかしたら自分がそういう名前を持っているのではないかと思っていました。 そして「虹のかかった滝のようなところ」と言われてすぐに浮かんだのが、導かれるようにして訪れた南米のイグアスの滝でした。 いくつもかかる虹のアーケードをくぐって滝の中をスピードボートで走り抜けた時に見た、まるで天上の世界のような光景。 今でもはっきりと覚えているのですが、背中の左側が痛み出したのも南米へ行くと決めた直後からだったのです。

“エンジェルメッセージ”は自分が誰であるのかという内側の叡智とつないでくれる、いわば「魂を開く」セッションです。 天使の愛に包まれて癒されたなあというような感じではなくて、自分の本質があらわになるのです。 どこを探しまわっても本当の幸せはここにしかないという、内なる真実への衝撃的な「目覚め」を天使たちが促してくれるのです。

このセッションを境に天使たちとの絆がさらに強く結ばれたことを実感しています。 そして自分の直観をさらに信頼できるようになりました。 すると今まで勇気がなくてできなかった「周りに迎合せず、自分の好きな世界を貫いて生きる」ことが、驚くほどすんなりとできるようになったのです。 何をするにも目の前に立ちはだかっていた「壁」が一気に取り払われたのです。 この大きな変化はとても調和的にさらなる高みへと私自身を導いてくれるものでした。

これからは古いものが作り上げた概念や習慣などあらゆる縛りから解放され、本来のパワーをどんどん発揮していく時代です。 女性性や女神意識がどんどん開花し、制限や執着を超えたところで真の自立と自由を生きていく、そのための「道開き」をしてくれるのがこのセッションだと思います。

“エンジェルメッセージ”を受けてから、本当に自分が手放したかったものの核心に迫るような出来事が次々と起こっています。 ハートから生きることを阻害しているさまざまな要因をクリアにするために、宇宙が問題を投げかけてくるのです。 テストを受けているような感じですが、これを絶好のチャンスだととらえてすべてを委ねることに何の不安もためらいもありません。 天使たちの手厚いサポートのせいでしょうか。 信じる力が強くなればなるほど、何かを変えるのに時間をかける必要がなくなってきています。

谷口理恵