ライタリアンレイキはとても独特です。 同時に極めてシンプルで強力です。 原点、根本への回帰を促されるとともに、新しい地平、新しい視座への変革を迫られる、一見相反するようなことが本当に起きてしまう、ある意味冒険的な体験でした。

　以前に受けた、セイキムレイキ、カルナレイキのアチューンメントでは、臼井レイキとは異なる感覚を体験しましたが、これらは現れ方や作用の仕方は違っても、臼井レイキの延長線上、同じ源から流れるエネルギーといった感覚がありました。 　誤解を恐れずに表現すると、ライタリアンレイキは、究極の源は同じだけれど、別の次元からつながっているようなエネルギーです。

　ライタリアンレイキについての私の当初の印象は、「これがレイキ？」といったもので、これによって、自分のレイキに対する認識の制約を問い直す貴重な契機になりました。 そしてそれは、日本を離れ、導かれるように移り住んだ現在の地（ニュージーランド）でレイキに携わる私にとって、今は必要不可欠なプロセスだったと思えます。

ライタリアンレイキは、初めてレイキのアチューンメントを受けたときの、あの真っ白な状態、とても新鮮な気持ちに思いをはせる機会となりました。 いつの間にか私は、レイキについて、ある種、型にはめた印象、考えを持ってしまっていたのです。

　エネルギーの変化、自分の課題の明示、浄化プロセスは、アチューンメントを受ける前、テキストを受け取ったときから始まりました。 アチューンメントを受けた直後は、数日間、とても長く深い眠りを繰り返しました。

アチューンメントで受ける感覚は人それぞれだと思いますが、私の場合は、非常に特徴的でした。

　どこかから、フワ～っとやってくるような感覚ではなく、突然、自分の周りのエネルギーが濃密になり圧力が高まる、しかも精妙になるという感じでした。 それは、包み込まれるというよりは、最初からすでにあったことに突然気づくというか、まさにアセンディッドマスターのエネルギーに同調する、ブッダ・エネルギーの中に自分を見つける、そんな体験でした。

ライタリアンレイキは、さまざまな制約、古いパターンに一気に揺さぶりをかけてくれるでしょう。 個人として、ヒーリングに携わる者として、新しいステップに進むための課題、サポートを同時に明らかにしてくれました。 古い殻を脱ぎ捨てるために、私が触れたくない、見たくないと思っていたことが明らかになり、取り組む機会が与えられたりもしました。

　このプロセスは私に、初心に戻る機会と、自分の内なる力への信頼、さらなる癒し、純化を後押ししてくれているように感じました。

多くの方が、個人を超えた、広い範囲での大きな変容の胎動を感じ、新しいステップへの準備を潜在的なレベルで始めておられると思います。 このライタリアンレイキは、まさにそういった普遍的な求めに答え、プロセスを加速させ、深化させてくれる可能性があります。

　最後になりましたが、幸運にも日本語版テキストの翻訳に、微力ながら関わらせていただくという機会を与えてくださったことに感謝し、お礼申し上げます。 ありがとうございました。

楽庵ヒーリングセンター、ニュージーランド
http://rakwan.naturallifenz.org/
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